歌舞伎・ミュージカル好きなhirocatの「観劇記」。そして「日々の感激話」などなど
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【二月花形歌舞伎】昼の部 博多座

b0013005_1650374.jpg←染さんが切れかかってる・・ごめんよ。

さて、昼の部の感想を。昼は亀治郎さんにつきますね。
やっぱり澤瀉屋ですな。魅せ方が素晴らしい〜。
昼の部のチケットのほうが断然売れていたし、幕見も完売の日が多かったようで、亀治郎さんに魅了された博多の人たち・・と言った感じでしょうか!!

・・で、私は意外と「引窓」が好きだったけどね〜(^^;)

sararaさんと一緒に(2/14)1階前方で、そして宙乗りの亀治郎さんを間近で観ようと三階席(2/25楽日)でと、二回の観劇でした。




【双蝶々曲輪日記】<引窓>
南与兵衛後に南方十次兵衛:染五郎  濡髪長五郎:獅童 
平岡丹平:種太郎  三原伝造:壱太郎  女房お早:高麗蔵  母お幸:竹三郎

「双蝶々曲輪日記」では「角力場」は観たことがありますが「引窓」は初めて。
まず、この題名がステキじゃないですか!!
引窓=明かり取りのために屋根に作られた窓で、窓から紐が垂らしてあり、それを引くと窓が閉まり、放すと開くようになっているのですが、この風情がなんともステキ。
この引窓が劇中で重要な意味を持っています。物語的に好きな演目でした!!

私ってやっぱり染五郎さんが好きなんだと思う....(^^;)
染五郎さんの十次兵衛(与兵衛)はなんとも可愛らしいのです。
出世した立派な姿を母と女房に自慢したくてウキウキしている様、十手を乱暴に振って慌てる様・・・など、男前な姿なのにどこかほんわかとした面白味があっていい〜(*^_^*)
どこか愛之助さんに通じる感じもする...(こじつけですかね?笑)
刀をはずして「丸腰なれば八幡の町人」と言って人相書を母に渡すところなどの切り替えもよいね〜。
緊迫としてシーンが瞬時に柔らかになる感じがとても心地よかったです。
今後、染五郎さんの持ち役になるのでしょうねぇ。

竹三郎さん(母お幸)は、母としての子を想う強さがあって、ピリっと芝居が締まり重みがありました。
高麗蔵さん(お早)は、夫と義母の双方の気持ちを思う姿がしっかり伝わってきました。
時には可愛く、時には姉さん女房的な感じ。

さて、獅童さんですが。
出てきた時、「あれっ?関取にしては細っ」と思ったのですが・・。今まで観た濡髪長五郎は相撲取りらしくでかいイメージですが、意外と痩せていた気がします。
いやぁ、彼は本当に惜しい....。
姿、声もいいし、関取らしい風情はあるんだけどねぇ。ただ、なぜでしょう?彼がしゃべると歌舞伎っぽさがなくなるんですよねぇ。台詞が一本調子なのかしら?お稽古つけてもらったそのまんまって感じなのかしら?
姿形がいいだけに、もっと本腰入れてやっていただければすごーくよくなると思うのですが。
お願いします、獅童さん、これからは歌舞伎だけやってーーー。


【猿之助十八番の内 金幣猿島郡】
宇治通円の場  橋姫社の場  木津川堤の場   市川亀治郎宙乗り相勤め申し候

如月尼娘清姫/右衛門尉藤原忠文:亀治郎  北白川の安珍実は文珠丸頼光:染五郎
寂莫法印:獅童  将門妹七綾姫:梅枝  およし実は将門腰元桜木:門之助  如月尼実は乳人御厨:歌六

これはもう亀治郎さんにつきる!!
「初役でお家芸に挑戦」とのことですが、すでに自分のものにされている感じでしたね。

もー、ツッコミどころ満載!! 歌舞伎ってよく考えたらおかしいよね、面白いよねってところがいっぱい。
目が見えなくなるくらいに恋しちゃうとか、剣の威徳で目が見えるようになったり。母が娘に「姫の身替わりに死んでね・・」(そりゃないよー)とか、姫も姫で「身替わりで死んでくれるのね、ありがとう」とか(えーー?!)。
怨んで霊になったり蛇になったり鬼になったり...。
あれやこれやと楽しいよ。
・・で、一番笑えたのが、亀治郎さんの頭突き!!o(≧▽≦)o
鐘の数を細工しようとして、鐘に頭突きをするなんて。おもしろすぎる〜(笑)

亀治郎さんらしいといえば、目が見えた途端に「身替わりになんてならない」とあからさまに七綾姫を邪険にする変わりよう!! 大爆笑です。
頼光と七綾姫とのシルエットでのラブシーンを見て「キーーーっ」となるところとか面白すぎました。
亀治郎さんって本当にお上手だわ〜。

もう一つのお役、忠文のほうは七綾姫を好きなんだけど、こっちはねちっこくてねぇ(ちょっと気持ち悪い感じ(爆))
どう考えても忠文には勝ち目はなさそーな感じ(笑)
すぐに鬼になっちゃって、あれれー?!ではありましたけど。

宙乗りは、忠文と清姫の霊が合体した亀治郎さんがすっぽんから吊られて登場〜。
見せ場たっぷりに進んでいきます。
千穐楽を観た時、観客から黄色い声で「亀ちゃーん」「亀治郎さーん」とかかってました・・・(えーー?!)
亀ちゃんってあり?(苦笑) まっ、千穐楽だし、いいっか。
亀治郎さんも、ビミョーに手を振るような仕草で応えてらっしゃたような(笑)

歌六さん(如月尼実は乳人御厨)は怖すぎる...。
門之助さん(およし実は将門腰元桜木)は、勇ましく戦う姿がステキ。クモの巣のように張られた縄(これが見事でした!!)の上に仰向けで寝る立ち回りは面白かった〜。

染五郎さん(安珍実は文珠丸頼光)は美しかった〜キレイだった〜。清姫と七綾姫にモテモテなのが納得。
おっとりと繊細で優しい感じ。女性たちに迫られオロオロする様がぴったりな感じでした(笑)

梅枝くん(七綾姫)も綺麗〜。赤姫をさせたら一番かも!!亀治郎さんの清姫に対して、ちょっとおっとりした世間知らずな感じもいい〜。

さて、ここでも獅童さんですが。
う〜ん、寂莫法印は獅童さんらしい役だとは思うのだけど、彼だけ歌舞伎じゃないんだよねぇ。
出てくる度に次元が違う人みたいになってましたね(汗)

演出では、お堂が火で焼け崩れるところが迫力あったな。
寂莫法印が川の中に落ちていく様子、鬼となった忠文も川へ消えて行くところは見所いっぱい!!

【大喜利所作事 双面道成寺】
白拍子花子実は清姫の霊/狂言師升六実は忠文の霊:亀治郎
田原藤太秀郷:獅童  将門妹七綾姫:梅 枝  能力黒雲:門之助  能力白雲:高麗蔵 
文珠丸頼光:染五郎

「京鹿子娘道成寺」のパロディで、知ってる人には楽しい一幕。
なんといっても豪華だったのが「音」です
上手に清元、下手に常磐津、途中から大セリが上がって長唄連中!! 総勢何人だ?豪華すぎる!!

狂言師升六の、太鼓持・大尽・おかめの三つの面を次々と替える踊り分けがすごかった。
踊りがすごかったというより、お面を渡す後見さんの手際のよさがすごかったのかな(*^_^*)
タイミングも大事だし、お面を間違えちゃったら大変だもの。 

ここでも、亀治郎さんの芸達者な部分で笑いが起きてましたね。
清姫の霊が頼光へすり寄る様子、忠文の霊が七綾姫にすり寄る様子、声の調子も変えて楽しい〜。

染五郎さん(頼光)と梅枝くん(七綾姫)はじーっとしている時間が長くて大変そうでしたが、(染五郎さんなんて寝てるんじゃないかい?ってくらいに微動だにせず)顔も姿勢もキレイでした!!
鐘に入る姿もキレイだったわ〜。

最後に出てきた獅童さん(田原藤太秀郷)は押し戻し。姿は立派ですからいいんじゃないですかー?!(汗)

そうそう、高麗蔵さん(白雲)と門之助さん(黒雲)の「起き上がりこぼし」の踊りが可愛かったな(*^_^*)

幕切れで鐘の上に亀治郎さん、そして殺陣の皆さんが蛇のように並ぶのですが、最後の二人が逆立ちの1人を抱えて蛇の尾の役をするのです。
14日に観たときはフラフラしていて、気になって仕方なかったのですが、千穐楽はピターっと決まって安心して観られました(笑)

千穐楽では、囃子方の皆さんもさっと舞台から姿を消され、染・亀・獅、そして梅枝くんの4人でのカーテンコールでした!!
大向こうもガンガンかかっていたし、お約束だったんでしょうね(笑)

昼の部は、亀治郎さんオンステージな舞台なのでした〜☆
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by ville202hirocat | 2010-02-28 16:57 | 歌舞伎