【二月花形歌舞伎】夜の部 博多座
行ってきました(22日)、今回は夜の部。
お席がすばらしいところでしたので、どっぷり楽しんできましたよ。
歌舞伎で腹を抱えて笑ったのは初めてかも?!というほど大笑いしたり、気絶寸前だったり、固まったり...(≧▽≦*)
横に座っていた私と同じ歳くらいのカップル、なだ万のお弁当なんか食べて「セレブやん」女性は着物でおしとやかやん...と思ったら、すごい笑い声でやんの。ワッハッハと..
なんで私も負けじと大笑いよ〜(競ってどうする(笑))
←今月の筋書き本。きれいやわ〜(*^_^*)
#中断してましたけど、気を取り直して、感想記事を完成させました。
【おちくぼ物語】
ストーリーはシンデレラ。冷酷な継母の北の方(右之助)と腹違いの妹たち(三の君:京蔵、四の君:京紫)に苛められる美しいおちくぼの君(菊之助)。
おちくぼという名も屋敷の一番落ちくぼんだ部屋に入れられてるから..
あー、かわいそうな物語......かと思ったら、
とんでもなーい!! 大笑いしてしまいましたよ。
意地悪な継母にブサイクな妹たち、妻に頭の上がらない父の中納言、鼻の大きな「鼻の少将」などなど、出てくる人たちがみんなキャラが濃くてねぇ。
でも何がおかしいって、海老蔵さんのしゃべり方!!
源氏物語の時のように眼を細めてほんとーにイイ男なのに、なんなの〜?あのしゃべり方は。
上のほうから声がでてる感じで、わざと言ってるんだろうけど、ツボにはまって出てくる度に大笑いよ。
「あっ、蚊が...」とほっぺたにとまった蚊を捕まえてみたり...やることもおかしいよ。
ホント楽しんでるね〜、海老様は。
顔の大きな三の君(京蔵)が左近少将(海老蔵)のマネをして、急に男性の声色(普段の声でしょうけどね)でしゃべるところも腹を抱えて笑ってしまった。
今回のお席は前方花道近くだったので、最後に花道から引っ込む「美しい海老様と菊之助さん」にはうっとりです〜(*^_^*)
・・と、思ったら、海老様のお顔が荒れてました...(^^;)
【船弁慶】
お次は松羽目もの。松羽目ものの舞台はけっこう好きだし、海老様の静御前と平知盛の霊という二役が見れるからと楽しみにしていたのですが、今回はホント辛かった〜。
睡魔との戦い。。気絶寸前。
海老様が静御前として出てきても、その前にお美しい菊之助さんを見てるからか、ぜんぜん感動しなかったし...(苦笑)
途中で松緑さんたち船を漕ぐ人たちが出てきたけど「ずっと漕ぐ動作をしてたら疲れるだろうな」などと余計なことを無理矢理考えて眠気を覚ましてみたり..。
いいお席だっただけに、寝れなくて、つらかったよー。
それが一転、海老様が平知盛の霊として藍隈で出てきたら、すごかったーーー。
その迫力ったらもう〜!! 眼ヂカラがすごいのよ。やっぱり彼は荒事向きですねぇ。
私ったら、海老様に大きな充血した目で睨まれ、固まってしまいましたよ。
花道を引っ込むときの、口から出る赤い汁(よだれ...)が怖かったよ...。
【彦市ばなし】
えっと......これって歌舞伎なんですか?熊本地方の民話らしいけど。
四季の「ユタ・・」を思い出すような。学芸会のような(言い過ぎ?)。
私は「これぞ歌舞伎!!」という荒事、時代物が好きなので、ちょっと...
ラストのほうで松緑さんのお尻を見せられて、苦笑いっすよ。
じーちゃんくらいの人ならまだしも私より若いですからねぇ、彼。リアルすぎる...(笑)
ストーリー的には日本昔話みたいだからわかりやすくて、台詞が九州(熊本)の方言だったのでそれだけで笑えたりもするんだけどねぇ。ハハハっ.....
筋書き本の上演記録を見てみたら平成13年には殿様役が海老様(当時:新之助)じゃないですか!!!
いやーん、海老様で見たかったよー。
海老様のバカ殿ってどんななの? 今回の亀蔵さんのバカ殿はそのまんまじゃん。
二枚目の海老様がバカ殿様役だったら、この演目ももっと違ってたかもしれない...
今度は6月の「NINAGAWA 十二夜」です。NINAGAWAかぁ...なんだけど。
今月の菊之助さんを見て、ちょっと菊之助さんも気になる人になったから、楽しみにしておきます!!
でも、本音は「これぞ歌舞伎だ!!」ってーのが見たいんですけど。
お席がすばらしいところでしたので、どっぷり楽しんできましたよ。
歌舞伎で腹を抱えて笑ったのは初めてかも?!というほど大笑いしたり、気絶寸前だったり、固まったり...(≧▽≦*)
横に座っていた私と同じ歳くらいのカップル、なだ万のお弁当なんか食べて「セレブやん」女性は着物でおしとやかやん...と思ったら、すごい笑い声でやんの。ワッハッハと..
なんで私も負けじと大笑いよ〜(競ってどうする(笑))
←今月の筋書き本。きれいやわ〜(*^_^*)
#中断してましたけど、気を取り直して、感想記事を完成させました。
【おちくぼ物語】
ストーリーはシンデレラ。冷酷な継母の北の方(右之助)と腹違いの妹たち(三の君:京蔵、四の君:京紫)に苛められる美しいおちくぼの君(菊之助)。
おちくぼという名も屋敷の一番落ちくぼんだ部屋に入れられてるから..
あー、かわいそうな物語......かと思ったら、
とんでもなーい!! 大笑いしてしまいましたよ。
意地悪な継母にブサイクな妹たち、妻に頭の上がらない父の中納言、鼻の大きな「鼻の少将」などなど、出てくる人たちがみんなキャラが濃くてねぇ。
でも何がおかしいって、海老蔵さんのしゃべり方!!
源氏物語の時のように眼を細めてほんとーにイイ男なのに、なんなの〜?あのしゃべり方は。
上のほうから声がでてる感じで、わざと言ってるんだろうけど、ツボにはまって出てくる度に大笑いよ。
「あっ、蚊が...」とほっぺたにとまった蚊を捕まえてみたり...やることもおかしいよ。
ホント楽しんでるね〜、海老様は。
顔の大きな三の君(京蔵)が左近少将(海老蔵)のマネをして、急に男性の声色(普段の声でしょうけどね)でしゃべるところも腹を抱えて笑ってしまった。
今回のお席は前方花道近くだったので、最後に花道から引っ込む「美しい海老様と菊之助さん」にはうっとりです〜(*^_^*)
・・と、思ったら、海老様のお顔が荒れてました...(^^;)
【船弁慶】
お次は松羽目もの。松羽目ものの舞台はけっこう好きだし、海老様の静御前と平知盛の霊という二役が見れるからと楽しみにしていたのですが、今回はホント辛かった〜。
睡魔との戦い。。気絶寸前。
海老様が静御前として出てきても、その前にお美しい菊之助さんを見てるからか、ぜんぜん感動しなかったし...(苦笑)
途中で松緑さんたち船を漕ぐ人たちが出てきたけど「ずっと漕ぐ動作をしてたら疲れるだろうな」などと余計なことを無理矢理考えて眠気を覚ましてみたり..。
いいお席だっただけに、寝れなくて、つらかったよー。
それが一転、海老様が平知盛の霊として藍隈で出てきたら、すごかったーーー。
その迫力ったらもう〜!! 眼ヂカラがすごいのよ。やっぱり彼は荒事向きですねぇ。
私ったら、海老様に大きな充血した目で睨まれ、固まってしまいましたよ。
花道を引っ込むときの、口から出る赤い汁(よだれ...)が怖かったよ...。
【彦市ばなし】
えっと......これって歌舞伎なんですか?熊本地方の民話らしいけど。
四季の「ユタ・・」を思い出すような。学芸会のような(言い過ぎ?)。
私は「これぞ歌舞伎!!」という荒事、時代物が好きなので、ちょっと...
ラストのほうで松緑さんのお尻を見せられて、苦笑いっすよ。
じーちゃんくらいの人ならまだしも私より若いですからねぇ、彼。リアルすぎる...(笑)
ストーリー的には日本昔話みたいだからわかりやすくて、台詞が九州(熊本)の方言だったのでそれだけで笑えたりもするんだけどねぇ。ハハハっ.....
筋書き本の上演記録を見てみたら平成13年には殿様役が海老様(当時:新之助)じゃないですか!!!
いやーん、海老様で見たかったよー。
海老様のバカ殿ってどんななの? 今回の亀蔵さんのバカ殿はそのまんまじゃん。
二枚目の海老様がバカ殿様役だったら、この演目ももっと違ってたかもしれない...
今度は6月の「NINAGAWA 十二夜」です。NINAGAWAかぁ...なんだけど。
今月の菊之助さんを見て、ちょっと菊之助さんも気になる人になったから、楽しみにしておきます!!
でも、本音は「これぞ歌舞伎だ!!」ってーのが見たいんですけど。
by ville202hirocat
| 2007-02-26 16:46
| 歌舞伎