【野田版 鼠小僧】シネマ歌舞伎
映画館で歌舞伎を観る・・・シネマ歌舞伎第一弾「野田版 鼠小僧」を観ました。
平成15年8月の歌舞伎座の舞台作品をカメラに撮って映画館で上映というもの。
映画館が「20年ぶりくらい?」という久々のところ、中洲大洋映画劇場なの(福岡の人にしかわからんと思うけど)。
レトロな雰囲気。客席もフラットでびっくり〜!!
でも画面が幾分高い位置にあるのか、斜め上あたりに見えるようになっていて頭を席につけるといい感じで見られます。歌舞伎を観るにはレトロな映画館がいいかも....
・・レトロ映画館にびっくりしていたら、もっとびっくりすることが!!
ライブで「Mack The Knife」のドラムをたたいていた中学生の女の子がご両親と来ていたのです。歌舞伎や能が大好きで家でもビデオやスカパーでずっと見ているとか。
ジャズのドラムに歌舞伎・能までをも趣味とする中学生って・・・・あぁ恐ろしや〜
ここで告白しておきますが、実は私、創作やら新作の歌舞伎はあまり好きなほうではないのですよ....外しすぎると歌舞伎じゃなくなってしまう気がするので。
ちなみにこの「鼠小僧」は「作・演出 野田秀樹」です。
感想としては...
とってもおもしろかった!!です。途中、大笑いしてました。(単純〜)
作・演出効果というより(笑)、演じた役者さんたちがすごい!!と感じました。
熱演ですよ。勘三郎さんなんて汗ダクダクで化粧もドロドロひどいことになってるし。
それをデジタルのきれいな画面でドアップで見せられたら、なにも映画にしなくても・・と思ったりもしましたが(苦笑)
話がずれたついでに、画質について。
とにかくすごくきれいで舞台ではなかなか見られない役者さんの表情(しわまでも)が鮮明でした。レトロ映画館のくせに(?!)きれいじゃねーかと。(←全くの勘違いな私)
勘三郎さん、勘太郎・七之助兄弟、福助さんに橋之助さん、三津五郎さん、扇雀さん、孝太郎さん...とおなじみの役者さんをドアップで見られる幸せ...(*^o^*)
福助さんのコミカルさは大好き!!
驚いたのは七之助くんのコミカルな演技と表情ですね。彼にもやはりお父さんの血が流れているんだと再認識しました。彼はやるね、まじで!!
それに比べて勘太郎くんは役もまじめな人の役だったから仕方がないけどはじけてなかったわ〜。
ギャグやら言葉のあやなどの早い台詞回しでおもしろかったのですが、これは舞台でも聞き取れたのだろうか・・とか、年配のお客さんはついていけたのだろうか・・などといらぬ心配をしてしまいました。
コントを見ているような場面もあったしね。
それにしても、勘三郎さんってやはりすごい!!
途中まではまるで芸人のような軽いノリで「やりすぎとちゃう?」と心配しちゃうくらいだったけれど、だんだんと人間味溢れる歌舞伎役者勘三郎になっていき、最期にはほろっとさせられて...。
かっこよすぎです、よっ、中村屋!!
おいしい映画でした。何度も見たいです。
そして、本物の舞台がとーっても見たくなりました。歌舞伎座に行きたい...
平成15年8月の歌舞伎座の舞台作品をカメラに撮って映画館で上映というもの。
映画館が「20年ぶりくらい?」という久々のところ、中洲大洋映画劇場なの(福岡の人にしかわからんと思うけど)。
レトロな雰囲気。客席もフラットでびっくり〜!!
でも画面が幾分高い位置にあるのか、斜め上あたりに見えるようになっていて頭を席につけるといい感じで見られます。歌舞伎を観るにはレトロな映画館がいいかも....
・・レトロ映画館にびっくりしていたら、もっとびっくりすることが!!
ライブで「Mack The Knife」のドラムをたたいていた中学生の女の子がご両親と来ていたのです。歌舞伎や能が大好きで家でもビデオやスカパーでずっと見ているとか。
ジャズのドラムに歌舞伎・能までをも趣味とする中学生って・・・・あぁ恐ろしや〜
ここで告白しておきますが、実は私、創作やら新作の歌舞伎はあまり好きなほうではないのですよ....外しすぎると歌舞伎じゃなくなってしまう気がするので。
ちなみにこの「鼠小僧」は「作・演出 野田秀樹」です。
感想としては...
とってもおもしろかった!!です。途中、大笑いしてました。(単純〜)
作・演出効果というより(笑)、演じた役者さんたちがすごい!!と感じました。
熱演ですよ。勘三郎さんなんて汗ダクダクで化粧もドロドロひどいことになってるし。
それをデジタルのきれいな画面でドアップで見せられたら、なにも映画にしなくても・・と思ったりもしましたが(苦笑)
話がずれたついでに、画質について。
とにかくすごくきれいで舞台ではなかなか見られない役者さんの表情(しわまでも)が鮮明でした。レトロ映画館のくせに(?!)きれいじゃねーかと。(←全くの勘違いな私)
勘三郎さん、勘太郎・七之助兄弟、福助さんに橋之助さん、三津五郎さん、扇雀さん、孝太郎さん...とおなじみの役者さんをドアップで見られる幸せ...(*^o^*)
福助さんのコミカルさは大好き!!
驚いたのは七之助くんのコミカルな演技と表情ですね。彼にもやはりお父さんの血が流れているんだと再認識しました。彼はやるね、まじで!!
それに比べて勘太郎くんは役もまじめな人の役だったから仕方がないけどはじけてなかったわ〜。
ギャグやら言葉のあやなどの早い台詞回しでおもしろかったのですが、これは舞台でも聞き取れたのだろうか・・とか、年配のお客さんはついていけたのだろうか・・などといらぬ心配をしてしまいました。
コントを見ているような場面もあったしね。
それにしても、勘三郎さんってやはりすごい!!
途中まではまるで芸人のような軽いノリで「やりすぎとちゃう?」と心配しちゃうくらいだったけれど、だんだんと人間味溢れる歌舞伎役者勘三郎になっていき、最期にはほろっとさせられて...。
かっこよすぎです、よっ、中村屋!!
おいしい映画でした。何度も見たいです。
そして、本物の舞台がとーっても見たくなりました。歌舞伎座に行きたい...
by ville202hirocat
| 2006-08-08 17:29
| 歌舞伎