我が街なのに知らないことばかり
週末に博多の街を歩くイベントに参加してきました。
『博多情緒めぐり』の「発祥の地 寺社めぐり」街歩きコースです。
↓コースはこれ。2時間の徒歩です。
櫛田神社→「博多町家」ふるさと館→龍宮寺(人魚伝説)→東長寺(日本最大級の木造座像)→聖福寺(お茶伝来の地)→妙楽寺(ういろう伝来の地)→承天寺(年越しそば発祥の地)→九州鉄道発祥の地→五十二萬石 如水庵
発祥の地めぐりとはいえ、伝来の地、発祥の地..の多いこと。歩ける範囲でこれだけあるとは。
実は去年まで働いていた職場がこのすぐ近くだったんですよ。
15年ほどそのあたりに毎日行っていたにも関わらず、名前も知らず行ったこともないというお粗末さです。
福岡に友達が遊びに来てもどこを案内していいか迷うほど観光名所のないところだと思っていた、福岡生まれ、福岡育ちの私。
太宰府まで行かなくても、こんなにステキな場所があるじゃないか!!と驚きでした。
自分の街なのに知らないことだらけとは、本当に恥ずかしいことだと思いましたよ..
・櫛田神社はさすがに私でも知ってますよ。「博多祇園山笠」追山のスタート「櫛田入り」で有名ですよね。
天平宝字元年(757年)に創建された博多の総鎮守。
商売繁盛の櫛田さんとも呼ばれているため、仕事始めの日には部長についていってお参りしたものです。
境内にある樹齢1000年の櫛田の銀杏はまだ色づいてませんでした〜。
・龍宮寺〜?!
交通量の多い大博通りに面したところにお寺があって、なんと「人魚の骨」が保管されているのです。驚き!!
貞応元年(1222年)に人魚が漁師の網にかかり鎌倉幕府に伝えたところ、冷泉中納言派遣され、人魚と認定。同行した占い師により「国家長久の瑞兆なり」と出たため、人魚を手厚く葬ったとのこと。
その骨の一部が残っていて、見ることができました。太くて大きかった〜。
触ると長生きできますよ・・と住職さんに言われたので、骨をなでなでしてきました〜(笑)
ついでに人魚塚もなでなで..
・大仏のある東長寺。ここは桜がきれいなんですよねぇ。(これは知ってる!!)
806年に弘法大師空海によって開かれた真言宗九州教団の本山で、弘法大師創建としては日本最古の霊場だって!!
ここには福岡藩主のお墓もあり、2代目黒田忠之の墓は国内で2番目に大きいらしい。
大博通りを走るバスから見えるのですが、あれが墓だったとは!知らなんだ〜。
その日は六角堂の拝観もでき(28日だったので)弘法大師像などが置かれていました。
大仏を見て、地獄極楽めぐりもして...人魚の骨も触ったし、長生きして極楽へ行けるか?!
・聖福寺は、臨済宗の始祖・栄西によって1195年に創建された日本最初の禅寺。とても広くて静かで、オフィス街にこんな癒しの空間があったとは!!驚き!!
また、栄西が日本に茶の種子を持ち帰り、その種子を蒔いたのが聖福寺の境内とのことで、それが京都に伝わり宇治茶のルーツとなったんだって〜。へぇ〜。
境内にはお茶の白い花がありました。そして緑の実もなってました。
・妙楽寺「ういろう」伝来の地とのこと。
ういろうといってもお菓子のういろうではなく、薬のういろう。
そう、歌舞伎で長い台詞を早口言葉のように雄弁に語る、あの「外郎売り」のういろう(外郎)ですよ〜。
海老様を思い出します。もう〜、それだけでワクワクしちゃう単純な私でありました(*^_^*)
・承天寺は、1242年に聖一国師が開山し、宋人で後に日本人に帰化・日宋貿易の統括者だった謝国明が建立した臨済宗の禅寺。聖一国師は博多祇園山笠を発祥させた人物とも伝えられているらしいです。
また、「年越しそば」など発祥に縁のある地で、大晦日に町人にそばを振舞うと翌年の景気がよくなったことから「運そば」といわれていたんだって。
その後「うどん」「饅頭」「抹茶」などの紛食文化が広まったそうな。
←この写真は普段は一般公開されていないお庭。住職さんが見せてくれました。
とてもきれいに整備されていました。
その奥にはオッペケぺー音頭で有名な新派劇の祖・川上音二郎の墓碑もありました。
←これは「博多べい」。割れた瓦やレンガなどの他、諸外国からきた材料なども塗り込められているとか?!
本当に博多の街には意外と神社・仏閣が多くあるのだとびっくりしました。
その昔、諸外国との貿易が盛んでいろいろなものが入ってきて、いろいろなものが全国に発信されていることも知りました。
我が街のことをもっと勉強しなくては・・と感じましたねぇ。
#学校でもそういう授業があったらよかったのになぁ。
『博多情緒めぐり』の「発祥の地 寺社めぐり」街歩きコースです。
↓コースはこれ。2時間の徒歩です。
櫛田神社→「博多町家」ふるさと館→龍宮寺(人魚伝説)→東長寺(日本最大級の木造座像)→聖福寺(お茶伝来の地)→妙楽寺(ういろう伝来の地)→承天寺(年越しそば発祥の地)→九州鉄道発祥の地→五十二萬石 如水庵
発祥の地めぐりとはいえ、伝来の地、発祥の地..の多いこと。歩ける範囲でこれだけあるとは。
実は去年まで働いていた職場がこのすぐ近くだったんですよ。
15年ほどそのあたりに毎日行っていたにも関わらず、名前も知らず行ったこともないというお粗末さです。
福岡に友達が遊びに来てもどこを案内していいか迷うほど観光名所のないところだと思っていた、福岡生まれ、福岡育ちの私。
太宰府まで行かなくても、こんなにステキな場所があるじゃないか!!と驚きでした。
自分の街なのに知らないことだらけとは、本当に恥ずかしいことだと思いましたよ..
・櫛田神社はさすがに私でも知ってますよ。「博多祇園山笠」追山のスタート「櫛田入り」で有名ですよね。
天平宝字元年(757年)に創建された博多の総鎮守。
商売繁盛の櫛田さんとも呼ばれているため、仕事始めの日には部長についていってお参りしたものです。
境内にある樹齢1000年の櫛田の銀杏はまだ色づいてませんでした〜。
・龍宮寺〜?!
交通量の多い大博通りに面したところにお寺があって、なんと「人魚の骨」が保管されているのです。驚き!!
貞応元年(1222年)に人魚が漁師の網にかかり鎌倉幕府に伝えたところ、冷泉中納言派遣され、人魚と認定。同行した占い師により「国家長久の瑞兆なり」と出たため、人魚を手厚く葬ったとのこと。
その骨の一部が残っていて、見ることができました。太くて大きかった〜。
触ると長生きできますよ・・と住職さんに言われたので、骨をなでなでしてきました〜(笑)
ついでに人魚塚もなでなで..
・大仏のある東長寺。ここは桜がきれいなんですよねぇ。(これは知ってる!!)
806年に弘法大師空海によって開かれた真言宗九州教団の本山で、弘法大師創建としては日本最古の霊場だって!!
ここには福岡藩主のお墓もあり、2代目黒田忠之の墓は国内で2番目に大きいらしい。
大博通りを走るバスから見えるのですが、あれが墓だったとは!知らなんだ〜。
その日は六角堂の拝観もでき(28日だったので)弘法大師像などが置かれていました。
大仏を見て、地獄極楽めぐりもして...人魚の骨も触ったし、長生きして極楽へ行けるか?!
・聖福寺は、臨済宗の始祖・栄西によって1195年に創建された日本最初の禅寺。とても広くて静かで、オフィス街にこんな癒しの空間があったとは!!驚き!!
また、栄西が日本に茶の種子を持ち帰り、その種子を蒔いたのが聖福寺の境内とのことで、それが京都に伝わり宇治茶のルーツとなったんだって〜。へぇ〜。
境内にはお茶の白い花がありました。そして緑の実もなってました。
・妙楽寺「ういろう」伝来の地とのこと。
ういろうといってもお菓子のういろうではなく、薬のういろう。
そう、歌舞伎で長い台詞を早口言葉のように雄弁に語る、あの「外郎売り」のういろう(外郎)ですよ〜。
海老様を思い出します。もう〜、それだけでワクワクしちゃう単純な私でありました(*^_^*)
・承天寺は、1242年に聖一国師が開山し、宋人で後に日本人に帰化・日宋貿易の統括者だった謝国明が建立した臨済宗の禅寺。聖一国師は博多祇園山笠を発祥させた人物とも伝えられているらしいです。
また、「年越しそば」など発祥に縁のある地で、大晦日に町人にそばを振舞うと翌年の景気がよくなったことから「運そば」といわれていたんだって。
その後「うどん」「饅頭」「抹茶」などの紛食文化が広まったそうな。
←この写真は普段は一般公開されていないお庭。住職さんが見せてくれました。
とてもきれいに整備されていました。
その奥にはオッペケぺー音頭で有名な新派劇の祖・川上音二郎の墓碑もありました。
←これは「博多べい」。割れた瓦やレンガなどの他、諸外国からきた材料なども塗り込められているとか?!
本当に博多の街には意外と神社・仏閣が多くあるのだとびっくりしました。
その昔、諸外国との貿易が盛んでいろいろなものが入ってきて、いろいろなものが全国に発信されていることも知りました。
我が街のことをもっと勉強しなくては・・と感じましたねぇ。
#学校でもそういう授業があったらよかったのになぁ。
by ville202hirocat
| 2006-10-30 10:29
| 日々の出来事